TOMIさんの舞台挨拶レポート1(ドラッグストアガール)

 15日にMOVIX倉敷で開催された「ドラッグストア・ガール」の試写会に行ってきました。 当日は、本木監督と主演の田中麗奈さんが来場され、サービス満点の舞台挨拶が実施されましたので、その模様をレポートしてみようと思います。 雰囲気がうまく伝わればいいのですが。 始まったのは、予定の6時30分を5分ほど超過してから。 司会の女性アナウンサーより、まず「写真撮影はご遠慮下さい」との注意が。 「皆さん、お待ちかねでしょうから」とほとんど前置きなしでゲストのお二人が招き入れられます。 「お二人はたった今、到着されたばかりです」。  麗奈さんの第一声は、「間に合って良かったです」。 彼女の服装は、映画のポスターやチラシに写っているのと同じラクロス(ボールゲームのスポーツ)のユニフォーム姿。 上はTシャツ風で、下はミニスカート。 映画の衣裳とは色違いのものをキャンペーン用に作ってもらい、それを着用して全国を回っているのだそう。 そして、ラクロスの試合で使うクロス(名称が誤っていたらゴメンナサイ。テニスのラケットのようなもの)を持参されています。 撮影で使ったものを、麗奈さんが貰ったのだとか。 監督はもう何度も来岡された事がおありだそうですが、麗奈さんは初めての岡山。「がんばっていきまっしょい」でデビューし、その後「はつ恋」や「東京マリーゴールド」など自然体の演技を評価されてきた彼女ですが、そう言われ続けるのにちょっと疲れた時期もあり、違うジャンル・・・例えばコメディーなど別のタイプの芝居にも挑戦したくて、その意向を周囲に漏らしていたら、本木監督の耳に届き、そこからこの映画の企画がスタートしたとの事。 なるほど、自身の望んだ企画なので、麗奈さんはこうしてキャンペーンで各地を飛び回っているのでしょう。 そんな麗奈さんには申し訳ないですが、本作のMOVIXでの公開時の上映スクリーンはたぶんキャパが100席ちょっとの7〜9番になる公算が大。 今回の試写会でもう一つ有り難かったのは、会場が1番スクリーン(キャパ200席余り。MOVIXで実施される試写会はたいてい入口脇の1番スクリーンのようですね)だったことです。 7〜9番、及び5番の小さなスクリーンでは、どうしても迫力に欠けますから。 実物の麗奈さんをしっかり見られたことに負けないぐらい、まずまずの大きさのスクリーンで鑑賞できたことが嬉しい試写会でした。

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ドラッグストアガール舞台挨拶レポート(続き)

 脚本を担当したのは、超売れっ子のシナリオライター・宮藤官九郎。 クドカン脚本の印象は?と訊かれた監督は、「ト書きやセリフなど彼独特のもので、今まで読んだ他の脚本家のものとはかなり違ってました。エッジの効いた脚本ですね」と返答。 本作の公開日は2月7日。 クドカンは、その1週間後の14日に封切られる「ゼブラーマン」の脚本も執筆しています。 同じ月に2本もの作品が公開されるとは凄い! その上、つい先日まで「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」も上映されていましたからね。 その”勢いのある”脚本を得て、コメディーに初挑戦した麗奈さん。 この映画の見所を、と問われて、「私の役のキャラクターについては”理系”がポイントですね。全体的には、軽く『面白いよ』と言われるような作品に仕上っていると思います。私は、もう6回観ました」。  「監督、麗奈さんと組んでみてどうでした?」−−「コメディーはほんとに難しいんですが、頑張って演じ切ってくれました。これから彼女がどんな作品に出るのか楽しみです」。  撮影されたのは、1年前の2月。 売れっ子の役者さんばかりなので、約1ケ月の撮影期間中はスケジュール調整が大変だったそうです。 「麗奈さん、撮影のご苦労をお聞かせ下さい」−−「寒かったけど、ずっとワクワクしながら演じていたので、苦労は感じませんでした」。 舞台挨拶の終りに、麗奈さんから特別プレゼントが。 サインボール10個を客席に投げ入れてくれるというのです! それも手ではなくて、持参のクロスを使って。 ただの飾りで持ってきた訳ではなかったんですね。 キャッチに備えて客席は全員が起立し、「こっち! こっち!」とかなり盛り上がりました。 残念ながら、私の席の近くには1球も飛んできませんでしたが、こういうムードを味わわせてくれただけでも、大きなプレゼントを貰った気分でした。  監督は最後に、横の通路辺りに立ったままの観客がいるのを気にして、「まだ空いている席が幾つかあるので、どうぞそちらに座ってご覧下さい」と優しい気遣いを。 顔立ちや全体の雰囲気も正にそういう感じの人で、いかにも「釣りバカ日誌」等あたたかいコメディーを撮りそうな方でした。 入場時に倍する大きな拍手の中、お二人が退場されます。 横の通路そばの席の何人かは麗奈さんに握手してもらっていました。 気取ってなくて、普段テレビCMで観ている通りのような”生”麗奈さんでした。 テレビドラマには全くといっていいぐらい出演せず、映画一本の女優として頑張っている彼女の姿勢は、邦画ファンとしては断然”買い!”。 今回コメディーに挑戦したように、どんどん色んな役を演じていってもらいたいものです。 昨年も1月に、「刑務所の中」の崔監督が【舞台挨拶&囲む会】実施のため来岡して下さいました。 今年も、多くの映画人が当地を訪れてくれますように。