映画(試写)の感想など

サイダー・ハウス・ルール(MOVIX倉敷Sc.1)◆(2000年6月)
主人公の成長よりも、ラーチ院長(マイケル・ケイン)の悲哀の方が目立ってしまっていたような。アカデミーの助演賞はわかる気がする。主人公が自分の本当の居場所を見つけることができ、すがすがしい気分で会場を後にした。デルロイ・リンドは、ロミオ・マスト・ダイのときと同じく、娘をもつ父。
マン・オン・ザ・ムーン(千日文化シネマ)◆
カフマンを知っている人ならもっと面白いのだろうなと思う内容。 実話に基づいているのだそうで、彼の大衆に受け入れられなかった部分はよくわかる、これじゃあ理解してもらえないって。結局、狼少年みたいな幕の引き方だったが。
ジェリ−ローラー(日本でも有名なプロレスラー)が本人役で出演していたのは驚いた。今でも現役なんでしょうね。

クロスファイア(岡山東宝)◆
原作は知らないけれど、それなりに楽しめる作品。 桃井かおりと原田龍二のかけあいは面白いがそこばかりが目に付いた。 炎をつかった特撮シーンは期待していたほどではなかった。 超能力を使った仕事人って聞いてたんですが、全然違いましたね。 恨みをはらすってところだけが先行した感じ。 本部長およびガーディアンってグループの描かれ方が希薄なのが残念。
エニイギブンサンデー(駅前メルパ)◆
アメフトの新人選手と往年の名コーチ。見ていて何か自分も一緒に成長できたような錯覚を覚えた作品。最後は、オーナーにしてやったりってところも爽快。 しかし、字幕の「XXX」や音声カットの「ピー」はなんとかならないんだろうか。それより男性局部が映っている方がもっと問題だと思うのだけど。
プロポーズ(千日文化シネマ2)◆
ANAの機内で見た「The Bachelor」なんですが、 ちょっと、軽すぎて。娯楽作ではあるけど、笑えるに笑えない。 最後はハッピーエンドだろうなって、安心して見ていられるけれど。 遺言のVTRを途中までしか見てないんで、続きがあったっていう落ちを 期待してたけど、それはなかった。花嫁のエキストラが多いのはみどころ。
アンドリューNDR114(駅前メルパ)◆(2000年5月)
ロビン・ウィリアムスの出演作らしく、泣けるシーンがいくつかあったんですが、下の娘(リトルミス)が 亡くなるときまで、アンドリューに 作ってもらった木彫りの馬を大事に持っていたところが 一番泣けたかなぁ。 アップグレードするまえのアンドリューを(他人でもいいはずなのに)、ロビン・ウィリアムスがロボットスーツを着てまで演じている気概を評価したい。 最後は、ガラテアもアップグレードしてる配慮が憎いね。
ロミオ・マスト・ダイ(メルパグランド)◆
マトリックスのVFXの進化とうたわれてたので、期待してたんですが ちょっと思っていたのとは方向性が違ってたみたいです。 また、キャッチコピーのX-rayバイオレンスっていうのが全然想像できなかったんですが、見てみると、なんだそういうことかって感じ。 あまりにカンフーシーンに手を加えすぎて、リアリティには欠けてしまう感じ。ジャッキーチェーンのように早送り程度にとどめておいた方が私はいいと思いましたね。
アナザ・ヘブン(岡山松竹)◆(2000年4月)
TVとリンクさせるあたりは、テレ朝もかって感じでしたが、 なかなかのヒューマンドラマです。あまりホラー映画ぽっくないですね。 TVの延長という作りではなく同時進行というのも興味深い。 R-15指定。
スクリーム3(駅前メルパ)◆
1,2を見てないとちょっとつらい感じ。おおよその話は想像できるのだが...。よく注意してれば、途中で犯人がわかってしまうが、そこは、ちゃんと別にいかにも疑わしい人物を用意しているところは秀逸。続編のルールや3部作のルールといった着想も面白い。
スペース・トラベラーズ(駅前メルパ)◆(2000年3月)
本広監督の作品とあって期待しすぎた感があって、全体的にはいい作品だけれども.....踊る大走査線を越えることはできなかった。 金城武主演というよりも、深津っちゃん主演ですね。 ラストがハッピーエンドっていうシナリオはなかったんだろうか。
ストレイト・ストーリー(千日文化)◆
おじいさんのロードムビー。主人公が意地でも自力で(トラクター)で、兄宅へたどりつこうとする気持ちはよく分かる。でも、自分だったら、車に乗せてってもらうだろうな。
救命士(岡山松竹)◆
理解はできるけど、見ててつらい。っていうのが率直な感想。 こちらの予想と作品の意図がくいちがうから、なおさらつらかったですね。あまりにもかけ離れている世界なので、感情移入もしにくいし。
トイ・ストーリー2(MOVIX倉敷Sc.8)◆
並び遅れて、前から二列目に座るはめに。数日前にTV放映された「トイ・ストーリー」(95)は結局見る時間なく、2を見ることに。 予備知識無くても楽しめる作品(もちろん大人が見ても)。CGが細部までこだわってあって、面白い。お薦めは、道を横断するシーン、飛行機から飛び降りるシーン、空港内の荷物カウンターなど。 家に戻って、慌てて前作を見ましたよ。
ノイズ(駅前メルパ)◆(2000年2月)
いくら平日とはいえ、公開から数日しかたってないのに8人というのはちょっと淋しかったです。内容は、まあまあといったところでしょうか?劇中、ずっと、「奥さんの思いすごしだったって」いう落ちだったら、どうしようと気にしてたけれど。それどころか逆に、もっと恐ろしい結末ですね。
007ワールドイズノットイナフ(駅前メルパ)◆
007を劇場で見たのは初めてではなかろうかと思う。 冒頭のモーターボートでのチェースシーンが一番良かった。 その後のオープニングテーマの艶かしい曲は私にはいただけなかったですね。 ボンドが死なない限り、次回作が作られるんでしょうね。日本にも釣りバカだけじゃなくて、こういう作品が欲しいところですね。
釣りバカ日誌イレブン(岡山松竹)◆
さすがに、11作(スペシャルと入れると13作)目ともなると、ネタ切れの感は否めないものの、随所に笑える個所はあって、それが西田敏行の技量かとも思う。懲罰委員会ネタとかは昔の作品で使った手なので、なんとかならないかなぁという面もあるが、それを作り手も承知の上のようだから仕方が無いのかなぁ。 長く続けていると、キャスティングが変わってくるのがつらいですね。 やっと、浅田美代子の美智子さんになれてきたのに、前武さんから森山さんへ、ごりさんから柴さんへの交代は違和感がある。これも宿命か。 ゲストの村田雄浩さんと余貴美子さんはなかなかいい。
遠い空の向こうに(森ノ宮ピロティホール(UIP試写会))◆(2000年1月)
期待通りの内容で、大満足。主人公と父親の絆、反発しあっていてもちゃんとお互いを認め合ってて。お世話になった人への感謝の気持ちも忘れない主人公。特に、担任の先生が病気っていうのも憎いシチュエーション。この作品が実話に基づいているっていうのもいい。大阪まで出かけていったかいがありました。
リング0(バースデー)(岡山東宝)◆
期待に期待のリング。これで完結となるのだろうか? 内容はともかく、確実に観客動員を増やしているのだが。 貞子の生い立ち(と言っても劇団時代のみ)が明らかにされており、むしろそれが主題だったのか。井戸に落とされる前から、井戸が出てくるの(が不思議なの)と、もう一人の貞子については、何ら明らかにされてないので、これでは完結できないのではというのが率直な感想。
ISOLA(岡山東宝)◆
なんだか、「死国」とよく似てるなっていうのが第一印象。設定は全然ちがうのだけれど、シナリオが似通っているというかなんというか。 それほど怖くはないですね。むしろ、リング0と一緒に(2本立てで)見たので、多少疲れた。ISOLAは、雨月物語の磯良だけにしといた方が良かったかも。「ISOLAtion」とひっかけるとちょっと興ざめかも。
ラブ・オブ・ザ・ゲーム(駅前メルパ)◆
野球好きにはたまらないかも。主演のケビン・コスナーが野球好きっていうのも良くわかる作品。3部作の中では一番のできだと思う。空港のラストシーンについては、賛否両論あるようだが、私はいいと思いますよ。ラブストーリーとしては。
海の上のピアニスト(MOVIX倉敷Sc.4)◆
泣けるところまでは、いかなかったけれど、主人公の悲哀は伝わってくる良い作品。日本人も出演してて、「音楽」って台詞があるが、これは日本での公開を意識してのもの。また、最後の船の爆破シーンのCGは行きすぎと思う(実際に爆破したら、あんな壊れ方をしない)。廃墟と化した船の中に隠れ住んでいたにしては、主人公の服がきれいだったのは何故?